こんにちは!ISAMU(@burlesca_isa)です!
今回の対象読者は
- lanケーブルを作ってみたいけど道具は何を揃えればいいのか知りたい方
この記事を読むと
lanケーブル作成のための道具の選び方
が分かります。
インフラエンジニアとして3年就業してきて、業務でLANケーブルを作成することもありました。
経験を踏まえ解説していきます。
LANケーブル作成に必要な道具を揃えよう
LANケーブルを作成する事により、販売されていない長さのLANケーブルを作成することが可能になります。
- 10cm程度の短いLANケーブルが欲しい
- 長いLANケーブルが欲しいけどちょうどいい長さが販売されていない
このような場合にはLANケーブルを自作できると非常に役に立ちます。
それではLANケーブル作成に必要な道具について解説していきます。
LANケーブルを作るために必要なもの
ケーブル
ケーブルの選び方のポイントとしてはカテゴリを基準にすることです。
カテゴリによって対応速度や周波数が異なります。
対応速度や周波数が高いほど性能がよくなります。
カテゴリ | 速度 | 周波数 |
---|---|---|
CAT5 | 100Mbps | 100MHz |
CAT5e | 1Gbps | 100MHz |
CAT6 | 1Gbps | 250MHz |
特にケーブルへのこだわりがない場合は
カテゴリはCAT5eのものを選ぶとよいでしょう。
カテゴリCAT5eはコストパフォーマンスが優れているため、
試しにケーブルを作成してみたい方におすすめです。
ネットゲームなど、ネットワーク速度が必要な場合は
CAT6のケーブルを選択しましょう。
LANケーブルのカテゴリは、他にもCAT7なども存在します。
ですが、通信速度が10Gbpsあり、一般家庭レベルには必要がないことや、
対応している機種が少ないため、紹介したカテゴリで選択するとよいでしょう。
LANプラグ
通常のネットワーク機器を接続するにはRJ45コネクタを選びます。
様々な種類のLANプラグが販売されているので用途に合わせたものを購入しましょう。
ツメを180度曲げても折れないLANプラグも販売されており、
業務で使用する場合などは壊れにくいLANプラグを選ぶと良いでしょう。
皮むき工具
LANケーブルの外皮を剥くために使用します。
圧着機
ケーブルとLANプラグを圧着するために使用します。
値段の安い圧着機でも問題はありませんが、
ピンが正常に圧着されない場合があります。
業務など、信頼性が必要な場所で自作LANケーブルの使用をする方は、
精密性の高い圧着機を購入することをおすすめします。
テスター
LANケーブルが正常に動作するかをチェックします。
ネットワーク初心者はLANケーブルの作成キットを購入することがおすすめ
LANケーブル作成キットを購入すれば道具を揃えることが出来ます。
使用頻度が少ない場合や自宅での使用などは、キットを購入すれば十分です。
ケーブルとコネクタが別売りの場合もありますので、
購入前に必ず確認しましょう。