こんにちは!ISAMU(@burlesca_isa)です!
今回はArrayListクラスの使い方ついて勉強していきます。
ArrayListクラスとは
ArrayListクラスは同じデータ型の値をまとめたい時に使用します。
配列と似ていますが、
違う点はArrayListは要素を追加できることです。
配列は作成時に代入する値の個数を指定しますが、作成後は要素を追加することが出来ません。
AllayListはサイズが変更可能な配列のようなものです。
予めデータの個数が決まっていない場合にAllayListを使用します。
AllayListの使用方法
ArrayListクラスを使用する手順を示します。
- ①インポート宣言
- ②変数宣言
- ③newで領域を確保
- ④値を代入(addメソッド)
- ⑤値の取り出し(getメソッド)
①インポート宣言
import java.util.ArrayList;
インポート宣言はソースコードの先頭に記述します。
ArrayListクラスはjava.utilパッケージで提供されています。
パッケージに属するクラスを使用する場合にはimport文によるインポート宣言が必要となります。
構文(②変数宣言と③領域確保)
ArrayList<データ型> 変数名;//②変数宣言
変数名 = new ArrayList<データ型>(初期サイズ);//③領域確保
一行で完結(②変数宣言と③領域確保)
ArrayList<データ型> 変数名 = new ArrayList<データ型>(初期サイズ);
指定しない場合、デフォルト値は10となります。
<>が使用されている部分はジェネリックスと呼ばれる機能です。
ジェネリックス内にデータ型を指定します。
ジェネリックスのデータ型には参照型を指定する必要があります。
ラッパークラス
基本データ型の値を参照型の値にするためのクラスのことを
ラッパークラスといいます。
データ型には基本データ型と参照型があります。
例えば、
String型は参照型なので指定できますが、
int型やcharは基本データ型なので指定できません。
ArrayList
と記述するとエラーになります。
int型やchar型などの基本データ型の代わりにラッパークラスを指定します。
基本データ型 | ラッパークラス |
boolean | Boolean |
byte | Byte |
char | Character |
short | Short |
int | Integer |
long | Long |
float | Float |
double | Double |
先程のintの例を修正すると下記のように記述します。
ArrayList
値の代入
値を代入するにはaddメソッドを使用します。
構文
変数名.add(代入する値);
変数名.add(添字, 代入する値);
ArrayListには配列と同じように添字が存在します。
添字を指定しない場合、添字0番から順番にデータが代入されていきます。
値の取り出し
値を取り出すにはgetメソッドを使用します。
構文
変数名.get(添字);