こんにちは!ISAMU(@burlesca_isa)です!
今回はJavaの演算子ついて勉強していきます。
演算子とは
ソースコード内で計算を行う場合に演算子を利用します。
演算子は式の中で使用します。
a = 1 + 1;
このような記述のことを式といいます。
数学的な計算を行う場合の他、
条件分岐でも式は使われます。
式で演算対象となる変数や値のことをオペランドといいます。
Javaでは多くの演算子を使うことが出来ます。
- 単項演算子
- 算術演算子
- シフト演算子
- 関係演算子
- ビット演算子
- 論理演算子
- 三項演算子
- 代入演算子
今回の記事では、この中でも使用頻度が高い
- 単項演算子
- 算術演算子
- 関係演算子
- 関係演算子
- 論理演算子
の説明をします。
演算子の優先度
演算子には優先度があります。
式の中に複数の演算子が存在する場合、
優先度が高い順に計算されます。
単項演算子
一つしかオペランドを持たない演算子を単項演算子といいます。
例を示します。
- -a 符号を反転させる
- ++a a++ 値に1を加える
- –a a– 値から1を引く
++aのことをインクリメント、
–aのことをデクリメントと呼びます。
インクリメントとデクリメント
インクリメントは値に1を加えます。
++を付加する位置によって動作が異なります。
演算子を前に配置することを前置、あとに配置することを後置といいます。
サンプルプログラムを見てください。
変数aは後置です。
後置の場合は
6行目で10が出力されたあとに1が足されます。
変数bは前置です。
7行目で1が足されてから出力される為、11と表示されます。
デクリメントについてもインクリメントと同じく前置と後置があります。
演算子の位置によって
計算されるタイミングが違うので気をつけましょう。
算術演算子
四則演算に使われる演算子です。
演算子の左右にある数値オペランドを使用して四則演算を行います。
使われる代表的な算術演算子です。
プログラムのサンプルを示します。
関係演算子
2つの値を比較する際に使用します。
関係演算子を使用した結果はboolean値が返されます。
関係演算子はif文などの条件文でよく使用されます。
代表的な関係演算子は下記の通りです。
論理演算子
2つ以上の条件を評価する際に使用します。
「and(かつ)」や「or(または)」を実現することが出来ます。
代表的な論理演算子です。
関係演算子との組み合わせでよく使用されます。
例えば「10以上かつ20未満」という条件文を作成したい場合の例を示します。